ものづくり支援センターしもすわ

【スゴ技】増澤製作所

2014.8.22

全国で使われる「ハイブリッド無停電装置」

町内を流れる砥川のほとり。耳を澄ませば川のせせらぎが聞こえてくるような場所に、増澤製作所はあります。

―「ハイブリッド無停電装置」について教えて下さい。

開発のきっかけは東日本大震災でした。電気のインフラが完全に破壊されてしまって被災地は長期間の停電に襲われてしまった。照明や暖房などの直接的な被害の他にも、「情報」をやり取りする無線や伝送網も麻痺して大変な混乱が生まれてしまいました。そこで、電気の供給がストップしても3日間以上は電源として機能するこの製品を作りました。

―「ハイブリッド」というのはどういう仕組みなんですか?

とにかくいざという時に安定して使えるものにしなきゃいけない。そこでエンジン発電機とUPS(無停電装置)の両方を組み合わせて稼働するハイブリッドシステムを開発しました。その他にも自分自身でシステムの動作チェックを行う自動チェック機能も搭載しています。

―実際にどんなところに導入されているのでしょうか?

震災の経験を活かして、NHKやFMコミュニティの放送局、放送施設に導入してもらっています。既に小規模な停電での作動実績もあり、「役に立ってよかった」という実感はありますね。

小さい頃から水力や風力など、エネルギーに大きな関心を持っていたという増澤さん。「いつかは自然から取り出したエネルギーだけで暮らす、エネルギーの自給自足生活をしてみたいですね。」と夢を教えてくれました。

PROFESSIONAL


増澤 俊明さん
有限会社増澤製作所
長野県諏訪郡下諏訪町社6753-4
tel.0266-27-6234
fax.0266-28-5150

本ページの情報は2013年下諏訪工業ガイド掲載時点のものです
SNSでシェアする
Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+